今日、久しぶりに「手形割引」という言葉を目にしました。
「(約束)手形」は、手形の振出人(発行者)【A】が、受取人またはその指図人【B】に対して、特定の日(満期)に特定の金額を支払うことを約束するものです。有価証券で「約手(やくて)」と呼ばれたりします。
しかし、例えば、9月末日満期・額面1,000万円の手形を持っていても、8月末日に現金が必要になる場合が出てきます。
そういう場合に出てくるのが「手形割引(単に「割引」ということもあります)」です。つまり、どうしても満期前にお金が必要になる場合、この手形を第三者【C】に売ることが出来ます。
勿論、額面通りの1,000万円では買ってくれません。【C】は【A】が、ちゃんとお金を払ってくれるかなどリスクを考慮してこの手形を買い受けます。
例えば、800万円で買った場合、【C】は額面との差額200万円+満期時の利息を利益とすることが出来ます。
振出人の資力が低いほどリスクが高くなり、同時に買い叩かれます。【A】の資力をどう評価するかは【C】次第なので、手形を売るときは買受業者の選定に注意しましょう。
余談ですが、昔の手形は文房具屋さんで売っていたらしいです。今は統一手形でないと銀行は受け取ってくれません。